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入門監視を読んだ

O'Reilly Japan - 入門 監視

今、0からサービスを立ち上げる仕事をしています。そんな中、「監視について、ちゃんと知りてえ〜」と思い、オライリーの入門監視を読みました。読み終わったのはちょっと前だけど、忘れないうちに感想をメモしておきます。

読みやすかった

小学生並みの感想ですが、「入門監視」という字面の強さとは裏腹に大変読みやすい本でした。 特定のツールの話よりは「何を・どれくらい・なぜ監視すべきか」が中心で、私のような監視初心者に監視の本質みたいなやつを丁寧に教えてくれる感じです。 電子書籍で読んだので実際の本の厚みはわかりませんが、1日ちょっとずつ読んで半月程度で読み終わったので、分量的にも結構ライトだと思います。

ユーザーに近い部分から始める

この本を読む前の自分の中での「監視」は、サーバー・ネットワーク・セキュリティなど低レイヤーに近い部分のイメージでした。 「第二部 監視戦略」の章立てはそのイメージと逆で、ビジネス、フロントエンド、アプリケーション、サーバー、ネットワーク、セキュリティという順になっており、ユーザーに近い部分の監視から始めようという感じになっています。 自分で監視の環境を組むときは、闇雲にメトリクスを集めるのではなく、そのメトリクスを何に役立てたいのかという視点を意識しないとな〜と感じました。

自動復旧でアラートをなくす

監視といえばアラート!、というイメージがありましたが、「問題を修復して解決するまでを自動化して、アラートを完全に削除すべき」「自動復旧によって問題が解決できないなら、アラートを送ればよい」と書いており、「自動復旧、がんばるぞ」と思いました(小並感)。

おわり

書くのが面倒になってきたので、この辺で終わります! この本には、具体的なツールの話はあまり出てこないので、実践しようとすると具体的なツールの勉強が更に必要そうです。今の業務でこの本に書かれていることを実践してみて、次は「入門監視、実践してみた」みたいな記事をNヶ月後くらいに書けるといいな〜。